サンフランシスコのマックのオペレーションがすごかった件。
20時のマクドナルド@サンフランシスコに入ったところ、50人ほどの収容人数を持つマクドナルドが4人でオペレーションを回していることにビックリ。混雑なしに回しているのにはこんな新しいシステムが導入されていました。(前から知っている方はスルーしてね)
店内に入って、レジまでの途中にこんなパネルがセットされています。
このパネルは両面対応しているので、最大3 (機)×2 (人)の6人が同時に使用することが可能です。
画面をタッチすると、まずは店内か持ち帰りかを聞かれます。
店内を選択。
すると、メニューの一覧が出てきます。
左側にある、アイコンの一覧である程度ドリンクだけならドリンク、セットならセットと選別できるので簡単。
単品のハンバーガーを選択すると、ついでにセットはどうよ?みたいな感じで聞かれます。口頭で聞かれると、押し付けがましいなと思うところですが、スマートにレコメンドしてきます。
マックダブルとポテトを選択。Amazonの"カートに入れる"、みたいな感覚。
「Done」を選択すると購入画面に進みます。何を買ったか非常にわかりやすい。
ここが圧倒的楽さを感じた瞬間。最初の写真を見てもらっても分かる通り、このパネルにはクレジットカード決済ができるようになっているので、このパネルで支払いを完了させることができちゃいます。
こちらこそThank you。
あとは、でてきたレシートをもってカウンターまで行くだけ。定員との会話をなくして購入を完了しました。
カウンターには2台のレジが設置されていましたが、定員は1人で対応。(1台のみ)
先程のパネルからだけでなく、従来通りこちらのカウンターからも購入は可能です。
そして、番号がカウンター上のパネルに表示され、ハンバーガーをゲット。
アメリカはドリンクバー方式なので、セルフでドリンクも用意しちゃう。
超ストレスフリー体験でした。
個人的に良かったポイント
- 早い!(人は結構いたが待たない)
- 楽ちん!(パネルが超使いやすい)
- 味は全く変わらない(当たり前だけどすごい)
日本でもウケそうだなあと思ったポイント
- 日本語が話せない外国人にとって本当に楽(英語で完結し、話す必要がない)
- ぱぱっと食べたい層の人の時間短縮(待ち時間減少)
- マクドナルド側の人件費の削減(1機いくらなんだろう)
- メニューの変更もノーコストで行える(色んな期間限定商品とか出しやすくなりそう)
一方で問題点になりそうなところ
- そもそもパネルを置くスペースがない問題
- スマイル0円の排除
- ちょっと雰囲気が無機質な感じ
- 年齢層によっては多少パネルの操作に時間がかかってしまうかも
とこんな感じです。他にコレ有るべ!みたいなのは是非教えてください。
実際に大森店で導入されているそう!実は日本でもう話題になってたんですね。そのころはこっちにいた、、
行ってない方は是非行ってみては!
日経新聞さんによりますと、今年の12月から日本においても集客拡大・レジ前の混雑を改善するために500-600店を改装すると掲載されています。
※ただ、新型カウンターは今回紹介したパネルを導入したものではなく、デュアル・ポイント・サービスと呼ばれるものだそう。(注文カウンターと受取カウンターが別れているものの、パネルの設置に関しては記述なし)
http://www.mcd-holdings.co.jp/pdf/2014/2014_result_abstract.pdf
マクドナルドのオペレーションは本当にすごいなあと感動した話でした。
ちなみにアメリカでも、全ての店に導入されているわけではありません。