インベスターSV

シリコンバレー留学中にアメリカ株投資をしながら調べたことをアウトプットするブログです。

世界トップ企業の売上・営業利益額をまとめ比較してみた!(Apple vs 電通)!

世界の時価総額ランキングから上位top10の会社を羅列して、

各企業の売上高・営業利益をグラフ化し・比較してみようと思います。

ついでに、日本企業を数社入れて規模感をわかりやすくしてみました。

(今回は就活生に大人気・電通さんとサイバーエージェントさんを取り上げさせていただきます。)

 

一応各ワードに説明を入れてかんたんな定義付けをしておきます。

時価総額とは

株式時価総額とは、ある上場企業の株価に発行済株式数を掛けたものであり、企業価値を評価する際の指標である。 時価総額が大きいということは、業績だけではなく将来の成長に対する期待も大きいことを意味する。

 

それでは時価総額ランキング

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2016年9月12日現在の時価総額ランキング(https://finance.yahoo.com/

 

上記の数字はUSドルで表示されており、下4桁は省略してあります。よって、見方はAppleだと$564billion (約56兆円)、Amazonだと$363billion (約36兆円)となります

まあすごい。

ちなみに日本企業でトップはトヨタ自動車」の$177billion(約17兆円)、就活で圧倒的人気を誇る「電通」は&15.7billion(約1.5兆円)です。

日本トップのトヨタですらAppleの約1/3ということがわかります。電通は約3/100です。

 

 

つづきまして各企業の売上高をグラフ化してみます。(Alphabetは諸事情で除きます。)

 

売上高とは

当該企業の本業によって得た収益のことである。例えば、本業の商品サービスによる収益のこと。

大雑把ですが基本的に、ものを売ったときの売上総額と捉えていいのではと思います。

 

各企業の売上比較 (緑が2014年度・赤が2015年度)

 

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今回は業績の延びではなく、単に「額」に着目したいと思います。

こちらも見方は、Appleだと2014年度は$182billion (約18兆円)を売り上げていると見ることができます。各会社、業種がそれぞれ違うので売上額に差が生じます。

 

Facebookの売り上げ額はそこまで大きくないんだなあと言うのが驚きでした。

また、売り上げ額で目を引くExxon Mobilは、アメリカの石油を中心としたエネルギー会社ですが、すごい額の金額を動かしていることもわかります。

あとで触れますが、テンセントFacebookMicrosoftも抜いているんですね。本当に恐るべしです。

 

ちなみに電通サイバーエージェントさんを入れてみましたがその規模の違いにびっくりします。外から日本を見てみると、意外な事実を知ってしまうことがよくある留学生活なうです。

 

続きまして営業利益額の比較を行います。

営業利益とは 

売上高からコスト(人件費や材料費、広告宣伝費など)を差し引いたもの。本業で稼いだ利益を表す。売上高が良くても、経費がかさむと営業利益は少なくなる。

売り上げからコストを引いた儲け分のことを指します。目的にもよりますが、僕はこの金額や利益率を一番見るようにしています。

 

営業利益比較

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 Appleの営業利益額が2015年度は$71billion (約7兆円)、Bekshire Hathawayには笑ってしまいましたが2015年度で$36billion (約3.6兆円)。電通さんは2015年度で1.3billion (約1300億円)です。

 

2015年度の業績ですので少し現在の巷の情報との誤差があるとは思いますが、Amazonの営業利益額はやはり他と比べるとだいぶ少ないことがわかります。(YoYの成長率は半端ないですが)

 

また、IT系の会社はどこも増益しています。Berkshire Hathawayの投資先はIT系・finance系が多いため、投資先の成長に伴い増益を達成したのでしょうか。

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そして、テンセントの営業利益額の大きさにもびっくりしました。あまり日本では馴染みのない名前でしたが(中国人ユーザー向けサービスだから)、さすがは中国マーケットのデカさです。Microsoftの営業利益額をガッツリ超えています。

テンセントとは中国1のゲーム会社・IT会社で任天堂のようにゲームを提供しながら、LINEやFacebookに近いサービス(wechat)を手がける企業です。

ですがこちらに留学しているとこの数字には本当に納得します。

全ての中国人がwechatをひたすら使い、snapchatを知らない!笑、facebookアカウントを持たない。のが普通です。恐るべし中国政策。

 

日本を代表する人気会社、電通サイバーエージェントと比べるのは少し違ったかなとも思いましたが、規模感の違いを把握するにはもってこいでした。

同期が就活ですので、色々企業研究する際に面白い比較材料にもなるんじゃないかと思います。

 

 

次回の記事では営業利益率等の割合に関してpostしてみようと思います。

 

 

初めてのブログですが、自分の頭の中もきれいに整理されますしとてもいいなあと思います。アウトプットするいい機会として、できるだけ定期的に書いていこうと思います。

 

何か間違いやアドバイス等あれば是非教えていただけると幸いです!